賃金を引き上げた中小企業は4割超 最低賃金引き上げが及ぼす影響とは
投稿日:2025年5月29日(木)
日本商工会議所ならびに東京商工会議所が実施した「中小企業における最低賃金の影響に関する調査」によると、2024年の最低賃金引き上げを受け、「最低賃金を下回る従業員がいたため、賃金を引き上げた」という中小企業の割合は44.3%(前年比5.9ポイント増)でした。
政府の目標(2020年代に全国加重平均1500円)については、「対応が不可能」もしくは「対応は困難」と回答した企業が7割を超えています。
また、2025年度から政府の目標通り7.3%の引き上げが行われた場合、15.9%の企業が「廃業、休業の検討」をすると回答しています。
