歓送迎会後に事故死 最高裁が労災と認定
会社の歓送迎会に参加後、残業のため車を運転して職場へ戻る途中に交通事故で死亡した男性の労災認定をめぐる訴訟で最高裁第二小法廷は7月8日、「労災に当たる」として一、二審判決を破棄。その上で、労災認定せず遺族補償給付を不支給 […]
27年度「過労死等の労災補償状況」 過労死等の労災申請が増加
厚生労働省はこのほど、平成27年度の「過労死等の労災補償状況」を公表しました。 それによると、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患の労災請求件数は795件で、前年度と比べ32件(4.2%)増加。このうち、労災認定された […]
判断基準を「要介護2以上」などに 介護休業の取消要件を明確化へ
厚生労働省に設置された有職者研究会は7月8日、来年1月から介護休業の取得要件を明確にするための報告書(案)をまとめました。 現在の介護休業を取得できる判断基準は、「2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態」にある […]
労政審の雇用均等分科会 マタハラ防止に向けた新指針案を提示
労働政策審議会(厚生労働大臣の諮問機関)の雇用均等分科会において6月27日、改正育児・介護休業法および男女雇用機会均等法に関する告示案要綱および指針案要綱が示されました。 今回は、職場において妊娠・出産などに関するマタニ […]
8月から給付率が引き上がる介護休業給付
介護休業給付の概要 雇用保険の介護休業給付は、被保険者が要介護状態になった家族を介護するために休業し、休業期間中に休業開始前の賃金の8割以上の賃金が支払われていないなどの一定の要件を満たしている場合に受けることができます […]
厚労省の調査結果 高校生バイト、6割が条件書面の交付なし
厚生労働省はこのほど、「高校生に対するアルバイトに関する意識等調査」の結果を発表しました。 調査結果は、アルバイトの経験がある1854人の高校生から得た回答をまとめたもので、事業主からの労働条件の明示に関しては、「口頭だ […]
有識者検討会で報告書 労働条件虚偽の求人に罰則適用へ
雇用仲介事業のあり方を議論している厚生労働省の有識者検討会は6月3日、ハローワークや民間の職業紹介事業者に、賃金などの労働条件を偽った求人を出した求人者(事業主)に対して、懲役や罰金を含む罰則を適用することなどを内容とす […]
6割が「従業員・家族のマイナンバー取得・管理が課題」と回答
今年1月より運用が始まった「マイナンバー制度」をめぐり、その対応に苦慮されている企業も多いのではないでしょうか。このほど、大同生命保険株式会社が中小企業経営者約4,000人を対象に行ったアンケート調査から、その課題等につ […]
東京高裁が労災不支給処分を取り消し 海外勤務でも「国内所属」と認める
上海(中国)に赴任中に過労などを原因とする急性心筋梗塞で死亡した男性の遺族が、海外勤務を理由に労災保険の適用外とし、遺族補償給付を不支給とした中央労働基準監督署長の処分取り消しを求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は4月27日 […]
改正育児・介護休業法等の省令・指針事項案 看護・介護休暇の半日取得、運用を容易に
改正育児・介護休業法および男女雇用機会均等法に関する省令事項・指針事項(案)を議題として、このほど労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の分科会が開催されました。 子の看護休暇および介護休暇を一日未満の単位で取得できる労働者 […]
